2016.05.20更新

日本国憲法第32条には、「何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない」と定められています。

日本に住む人は誰でも、自分の人権・権利・法的利益などを実現するため、裁判所の力をかりる権利を持っています。

弁護士をやっていますと、この「裁判を受ける権利」という公的サービスのありがたみを感じざるをえません。

裁判所のサービスの対価として、原告・申立人が支払うのは、収入印紙ですが、

どう考えても、1つの案件に対して生じる裁判所の人件費等は膨大であり、納める収入印紙の額など微々たるものです。

裁判所の人件費が税金から賄われていることを考えると、自分個人の権利実現のために、税金を使わせてもらっていることになります。

何らかの事情で、個人の権利が阻害され、その回復のために社会全体がカバーする。

裁判も保険の考え方と同じですね。

 

ただ、最近、この裁判制度のありがたみを感じていない同業者がちらほらいるように感じます。

明らかに裁判で勝てないであろう案件を裁判に持ち込み、税金を使って、さらに相手方にも精神的・経済的負担を及ぼす。

そういう案件は、弁護士が相談者を説得して、社会的損害の発生を未然に食い止める必要があります。

勝てない事件でも着手金欲しさにとりあえず受任するという行為は、依頼者だけでなく、社会的にも害悪です。

 

しかし、すべての弁護士から受任を断られたであろう不当請求の本人訴訟の出現はどうしてもあります。

その相手方からの相談を受け、受任させていただくこともあります。

完全に訴訟を起こした側の本人のほうが悪いのに、依頼者は本当に気の毒です。

こういう場合は、なるべく弁護士費用を安くしたうえ、

沈みがちな訴訟経過を、考え方を変えてなるべく楽しくやれるようにしたいものです。

 

投稿者: さくらい法律事務所

2016.05.11更新

ライザッパーに影響を受けて、糖質制限食を始め、5週間が経過しました。

糖質制限とは、文字どおり、糖質と炭水化物(糖質+食物繊維)を食べないことです。

夜だけ食べない、1日1食だけは食べる、といったバリエーションがありますが、

私は、「週2日トレーニングをする日の昼間だけラーメンを食す」というルールを課しました。

5週経過した結果、体重2kg減、体脂肪率なんと5%減、という目に見えた効果がありました。

このまま続ければ、確実に腹筋が割れそうです。

 

しかし、この糖質制限。効果はこんなものだけじゃありませんでした。

効果1: 体脂肪率が減る

みるみる落ちていくのを実感。トレーニングは不要。

効果2: 疲れない身体になる

朝から晩まで疲れずに仕事バリバリ。眠くならない。だるさの原因は食後血糖値の上昇にあると痛感。

効果3: 肌が綺麗になる

カサつかず、ニキビが明らかにできなくなった。

効果4: 寝起きがよくなる

なぜかパッと目が覚める。メカニズムは不明。

効果5: 気持ちがポジティブになる

脳に糖が不足してボーとなること一切なし。「やりたくないな」から「やってやるぞ」に。

効果6: 舌が繊細になる

たまに食べる米の風味、小麦の風味。一口が口福。牛・豚・鶏さんへの感謝は薄れます。

 

これらの効果、本当です。

最近流行りの糖質制限ですが、どうして皆やらないのか理解できないほど、いいことづくめです。

デメリットは食費がかさむことですね。肉ばっかりですから。

(安価なエネルギー源としての炭水化物の役割に脱帽です。)

でも、これも仕事のための出費、仕事で取り返す、と考えれば問題なしです。

 

皆さまも始めてみてはいかがでしょうか。

 

投稿者: さくらい法律事務所

2016.05.11更新

5月2日をもって、当事務所を立ち上げてから2年が経ちました。

開業してから、非常に多くの皆さまにご来所いただき、

開業2年間で、延べ986件の法律相談をさせていただきました。

そのうち、何件のお役に立てたかは分かりませんが、

法律相談の1件1件を「一本勝負」の気持ちで受けさせていただいたと思います。

法律相談を受けたことを無意味と感じさせてしまったら、

弁護士として「敗北」です。

ご依頼を受けさせていただくか否かは、諸事情により変わりますが、

法律相談は「全件一本勝負」の心意気でやっていきたいと決意します。

今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

投稿者: さくらい法律事務所